FXに慣れてきた頃に発生するケアレスミスについて

By: A♥

FX取引は証拠金取引です。証拠金取引は、少ない元でで多額の金融資産を売買するシステムです。ドル円相場を前提とすると、1ドル100円が1日で1ドル50円になったりすることはありません。どんなに値動きが激しくても2円から3円の値幅でしか動きません。証拠金取引はその値動きの幅の狭さに着目したシステムで、1日の為替の変動が数%内に収まることを利用し、証拠金の何倍にも上る金融資産の取引を可能にしているのです。

現在、国内FXでは最大25倍のレバレッジが認められています。4万円を元手にして100万円分までの外貨が購入できるため、予想通りに値動きした場合には多額の収益がもたらされる一方、予想が外れた場合には大きな損失を被る危険があります。

FXに臨む際には、相場の予想についてばかり注目されがちで、トレードソフトの操作や心構えについてはあまり指摘されないものです。しかし、うっかりミスで損を発生させることもあるのがFXです。FX取引で損をしないためには、地道な注意が必要になるのです。

トレードを開始する際には、通貨ペアや通貨単位量に対する確認を怠ってはいけません。トレードソフトに表示されているテクニカル図の通貨ペアと、発注画面の通貨ペアが違っているという場合があります。さらにトレードソフトを起動し直すと、設定が初期化されて通貨単位量が自分の意図しているものと異なっているという場合もあります。

慣れてくると、通貨ペアや通貨単位量についてはつい見過ごしてしまいがちになってしまいます。しかし1クリックで大きな金額を動かすのがFX取引です。どのような場合でも、慎重に慎重を重ねて、発注ミスを犯さないように、通貨ペアと通貨量について注意する必要があるのです。

次にFXで犯しがちなミスに、ファンダメンタルズのスケジュールを忘れるということがあげられます。毎月、第一週の金曜日に発表されるアメリカ雇用統計の発表をはじめ、FOMCの発表や、主要国の金融政策決定会合の発表など、相場に大きな影響を与える発表については、あらかじめスケジュールが公開されてきます。

FXに慣れてくると、なんとなく取引をすることも多くなるため、これらファンダメンタルズのスケジュールを忘れてしまうのです。突発的なテロや災害の発生による相場の急変に巻き込まれてしまうのは仕方がないにしても、スケジュールが公開されている指標の発表に巻き込まれて損失を出すのは避けたいものです。

FX取引に臨む際には、各FX会社がHPやトレードツール上に公開しているイベントスケジュールを確認し、その日に大きな指標の発表がないかを常に確認してトレードに臨む必要があります。